高校ラグビーの全国大会の出場校は、各都道府県代表は基本1校で東京・北海道代表が2校、大阪代表だけ3校も出場できるのは何故でしょうか?
東京は参加校が多い、北海道は広くて地理的な問題で2校はわかりますが、大阪はなぜ3校なのでしょうか?確かにラグビーが盛んで参加校も多いとは思いますが。。。
高校ラグビーで大阪は3校が代表なのはなぜなの?
高校ラグビーで大阪は3校の出場枠があります
東京と同じ、参加校も多いということで2校+開催地枠の1校で全国大会は、高校総体を兼ねるため、開催地枠1校が割り当てられ3校となっているようです
大阪が3校なのは、観客動員を上げて、収益をあげるためということもあるようです
大阪が3校出場するようになったのは、1982年からのことだそうです
また、1982年度(第62回大会)までは優勝校には次回大会への出場権が与えられていたそうです。
昔の話ですが、1957年度・第36回大会〜1975年度・第54回大会では、福岡県も2校出場していたそうです
高校ラグビーで大阪の出場校をチェック
では実際大阪の出場校の結果はどうなんでしょう
ここ10年の結果をまとめてみました
第○回 | 第一代表 | 第二代表 | 第三代表 |
95回 2015 | 東海大仰星 優勝 | 大阪桐蔭 準々決勝敗退 | 常翔学園 |
94回 2014 | 大阪朝鮮 準々決勝くじ | 東海大仰星 準々決勝敗退 | 大阪桐蔭 |
93回 2013 | 東海大仰星 優勝 | 大阪桐蔭 準決勝敗退 | 大阪朝鮮 準々決勝敗退 |
92回 2012 | 常翔学園 優勝 | 大阪朝鮮 | 大阪桐蔭 |
91回 2011 | 大阪朝鮮 | 常翔学園 準決勝 | 東海大仰星 準優勝 |
90回 2010 | 大阪朝鮮 準決勝 | 大阪桐蔭 | 東海大仰星 準々決勝 |
89回 2009 | 常翔学園 準々決勝 | 東海大仰星 準々決勝 | 大阪朝鮮 準決勝 |
88回 2008 | 常翔啓光学園 優勝 | 大阪桐蔭 | 東海大仰星 |
87回 2007 | 東海大仰星 | 大阪朝鮮 | 大阪工大高(常翔学園) |
86回 2006 | 大阪工大高(常翔学園) 準決勝 | 東海大仰星 優勝 | 大阪桐蔭 |
と、大阪ははやはり強いのですね、ここ10年でも優勝が大阪代表が5回もしてるんですね
準優勝も1回なので、6回決勝進出しているんです
高校ラグビーで大阪が強いのはなぜなの?
大阪は子供の頃からの育成システムがしっかりしていて、小学生のラグビースクールの多く、中学にラグビー部があるのも大阪がが多いです
また、寝屋川ラグビースクールなど名門のラグビースクールも多く、スクール出身のジュニア達が、ラグビー強豪校に進学していきます
特に大阪府の中でも強豪校は大阪東部の京阪沿線に集中しています
高校ラグビーの全国大会の会場が近鉄・花園ラグビー場であり
他の地域に比べて、子どもたちがラグビーに触れる機会が多いのも強くなる要素です